【3分で理解】初代ヴァルキリープロファイルとは?【レナス】
最新作「ヴァルキリーエリュシオン」が話題になり、再び注目を集めているヴァルキリープロファイルシリーズ。
興味があるものの、過去作を未プレイだとどんなシリーズなのか気になりますよね。
そこで本記事ではシリーズの原点である、初代「ヴァルキリープロファイル」について大まかな内容を解説しています。
3分で読み終える内容ですので、興味のある人は目を通してみてください!
ヴァルキリープロファイルとは
出典:ヴァルキリープロファイル −レナス− | SQUARE ENIX
初代「ヴァルキリープロファイル」は、1999年12月22日にスクウェア(現在のスクウェア・エニックス)から発売されたPS1用のRPGです。
開発は日本のゲーム開発会社「トライエース」が担当しています。「トライエース」といえば、「スターオーシャン」シリーズなどで有名ですね。
「ヴァルキリープロファイルは」VPと略されることもあり、初代の場合はVP1と表記されます。
続編も出ているシリーズ作品で、「スクウェア・エニックス」作品の中でも人気タイトルの1つです。
ストーリー&登場キャラクター
出典:ヴァルキリープロファイル −レナス− | SQUARE ENIX
物語の世界観としては、「北欧神話」をモチーフにして描かれているところが特徴です。どこか厨二病っぽさがあり、カッコつけた感じが魅力でもありますね。
ストーリーをざっくり書くと、悲運の死を遂げた人間の魂を主人公のヴァルキリーが集める流れになります。
理由は世界を滅亡させる最終戦争「ラグナロク」に勝利するため、強力な人間の魂を集めているからですね。
物語上には4つの種族が登場し、「アース神族」「ヴァン神族」「人間」「不死者」それぞれが思惑を持って動いています。
主人公のヴァルキリー・レナスは「アース神族」にあたり、最高神であるオーディンに仕えている存在です。
オーディンは最終戦争「ラグナロク」で「アース神族」と「ヴァン神族」が激突すると予期しており、レナスを人間界に送り、人間の戦士の魂を集めて戦力にしようとしています。
ゲームプレイにあたっては、味方=レナス+人間の魂(仲間たち)、敵=「不死者」+モンスターと覚えておくと良いでしょう。
ゲームシステム
出典:ヴァルキリープロファイル −レナス− | SQUARE ENIX
初代「ヴァルキリープロファイル」のゲームの大まかな流れとシステムについて解説します。
フィールド&ダンジョン
ゲームの流れとしては、人間界に降り立ったヴァルキリー・レナスが非業の死を遂げた人間の魂を集め、仲間にして戦闘を行っていきます。
マップパートとダンジョンパートが違う表現に分かれているのも、「ヴァルキリープロファイル」シリーズの特徴です。
マップパートでは、3Dで描かれたフィールドをレナスが飛行して移動し、ダンジョンに着いたら着陸する形になります。
地図が表示されているため、目的地を見つけることには困らないようになっていますね。コマンドにより死者の声を聞くことで次のエピソードを知ることもできます。
ダンジョンパートは横から見た2Dのアングルで描かれ、レナスを操作してジャンプやスライディングなどのアクションを駆使して攻略を進めます。
特殊技に氷柱があり、壁などに当てると氷の足場が作れます。氷柱の足場を踏み台にして攻略する場面もあり、RPGには珍しくアクション要素がありますね。
戦闘の流れ
モンスターは見える状態(シンボル)でダンジョンを徘徊しています。モンスターに触れると戦闘に突入するシンボルエンカウント形式ですね。
戦闘はターン性で、コントローラーの4つのボタンそれぞれに各キャラクターが配置されています。ボタンを押すことで対応キャラクターが攻撃を仕掛ける形です。
各キャラクターの攻撃を上手く連携すると、コンボになり大ダメージを奪える仕組みになっています。VP1の楽しい部分の1つですね。
コンボを決めると緑色の専用ゲージが溜まり、各キャラクターの決め技(超必殺技)が繰り出せます。コンボ→決め技で〆るが基本の攻撃の流れになりますね。
コンボというと格闘ゲームっぽく思えたかもしれませんが、アクションが苦手な人でも簡単に攻撃が繋がりますので大丈夫ですよ!
難易度
出典:ヴァルキリープロファイル −レナス− | SQUARE ENIX
ゲームの難易度はスタート時に「易しい」「普通」「難しい」の3段階から選べます。
「難しい」は敵を倒した時に経験値が稼ぎにくくなりますが、行けるダンジョンが増えるためプレイし甲斐があります。
「易しい」は経験値が多く、行動に制約がかかりますね。「普通」は2つの間です。
ダンジョンパートは2Dアクション要素があるので、アクションゲームが苦手な人は苦労するかもしれません。マリオなどが得意な人は問題ないでしょう。
ゲーム全体のクリアはそんなに難しくはないですね。ちゃんとキャラクターを育てて進行すれば、物語上の敵は倒せる仕様になっています。
しかし、Aルートと呼ばれる特殊エンディングを狙ったり、敵が鬼のように強い隠しダンジョン「セラフィック・ゲート」をクリアしようとすると難易度が上がります。
余談ですが、武器生成のポイントが溜まらないなどの観点から、実は「易しい」が1番難しい説がファンの間で囁かれていたりしますね。
まとめ
出典:ヴァルキリープロファイル −レナス− | SQUARE ENIX
初代「ヴァルキリープロファイル」はクリアするだけならRPG初心者でもできるので、万人にオススメできるRPGだと言えます。
Aルートや「セラフィック・ゲート」クリアなど、RPGに慣れた人たちも楽しめる難しさが用意されている点も良いですね。
とくに「北欧神話」をベースにした厨二病っぽい世界観や、どこか悲壮感のある雰囲気が好みの人にはプレイして欲しいRPGです!